無料ブログはココログ

« 構成吟「李白と杜甫」 中  | トップページ | 構成吟「辺塞の詩」 上  »

2008年3月29日 (土)

構成吟「李白と杜甫」 下

 杜甫は李白より約10年遅れて誕生した。 人柄は誠実で真面目であり、不合理、不公平には憤り、人の情けには感動する人でした。杜甫も役人として仕え、高級官吏を目指し、科挙の試験に挑んだが、遂に合格出来なかった苦労人であった。

 「貧交行」は、杜甫の性格を良く表した詩で、春秋の時代、管仲と鮑叔の交わりの例を引いて、現在の人情の薄くなったことを嘆いたものです。

詩    貧交行     杜甫

   手を翻えせば雲となり 手を覆せば雨

   紛紛たる軽薄 何ぞ数うるを須いん

   君見ずや管鮑 貧時の交り

   此の道今人棄てて 土の如し

 

 杜甫が内乱に遭遇したのは46才の時であった、住んでいた土地を追われ、家族とも離れ離れとなってしまった、この時の様子を詠んだのが、有名な「春望」である。

 杜甫は千五百首の作品を残しているが、殆どはこの苦難の時期に作られたもので、目に映る情景や自然を詠んだものが多いが、その美しさや力強さに較べ、自身の哀れさや弱さを重ね合わせ人の心を打つ名詩に仕上げている。

詩   春望    杜甫

   国破れて 山河あり

   城春にして 草木深し

   時に感じては 花にも涙を濺ぎ

   別れを恨んでは 鳥にも心を驚かす

   烽火 三月に連り

   家書 萬金に抵る

   白頭掻けば 更に短く

   渾べて簪に 勝えざらんと欲す

 

この後杜甫は再び長安に戻ることなく、中国各地を放浪し、江南の地で59才の生涯を閉じた。 離れ離れになって以降、李白と杜甫は相ま見えることは無かった。

 

« 構成吟「李白と杜甫」 中  | トップページ | 構成吟「辺塞の詩」 上  »

コメント

信用第一、良い品質
主要取扱商品 バッグ、財布、腕時計、ベルト
品質がよい 価格が低い 実物写真 品質を重視
不良品物情況、無償で交換します.
税関没収する商品は再度無料で発送します!
ご注文を期待しています!
スーパーコピー https://www.watcher007.com/p/list.html

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 構成吟「李白と杜甫」 下:

« 構成吟「李白と杜甫」 中  | トップページ | 構成吟「辺塞の詩」 上  »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31