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2009年3月25日 (水)

黒部の太陽を観て

 フジテレビよりドラマ「黒部の太陽」が2日に亘って放映された。当時の大型ダム建造の物語であるが、電力不足の解決のため下した太田垣社長の英断、これを実現した関西電力の面々や現地で工事に関わった方々の苦労の賜物と、改めて頭の下がる思いで観ました。

 数年前宇奈月からトロッコ列車で欅平に行き、そこから大型のエレベータで200メータ上昇し、更にバッテリーカーに引っ張られて急勾配を登り、黒部第四発電所に到着した。この途中にも高熱墜道があり、最高200度の高熱の岩盤にぶつかり、いくら水を掛けても冷えず、熱気と水蒸気に苦しみ、掘り進めた難所もあったと聞いている。

 「黒部の太陽」は大町から黒部ダムに至るトンネル工事の時の破砕帯による水と崩壊に闘ったものであるが、工事全体としては、高熱と鉄砲水という大自然の脅威に集団で立ち向かい、これらを克服した冒険物語でもあったのである。

 ダム建設といえば、ほぼ100年前、1930年代の世界大恐慌のとき、米国はニューデール政策を実施した、この中にTVA計画(テネシー川流域開発)があり、多くのダムや発電所を建造し、落ち込んだ経済を活性化した経緯がある。現在不幸にして巡ってきた100年目の恐慌に際して、経済活性化のための英断を期待したいものである。具体的な一例としてCO2を出さない発電や自動車、消費エネルギーや石油の消費量を大幅に削減する産業に対し、官民一体となりそれらの機器や装置の普及を図るための政策を早期に打ち立てて欲しいものだ。

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